※別途消費税がかかります。※店頭販売のため、問い合わせ中であっても掲載終了とさせていただく場合がございます。大正時代ごろの大変珍しい吸入器(医療器具)です。こういった器具の開発初期の物で、造りも丹念で、入念に木箱に入っています。手書きの表や裏の注意などの手書きの箱書も素晴らしく、当時もそれほど量産されておらず、特別なもので、正に美術骨董品の領域です。釜と呼ばれる容器に入れた薬が、アルコールランプで熱せられ膨張した水が管を通り、先端付近にセットされた薬と一緒に噴霧されるという巧妙な構造で、昔はのどや気管など主に呼吸器の治療に使う医療器具として利用されてきました。噴霧管先端の下部に薬(食塩、重そう、ほう酸など)を入れたコップをセットして使用します。木製の持ち手が付いた、とても厚くしっかりした上質な真鍮製の釜が付いていて、その下部には、アルコールランプが付いています。箱書きにアルコールランプ　ナシとありますが、コップのような物がアルコールランプなので、当時買い足したものと思われます。状態は外観上特に大きな問題点は無く、年代の割に良いと思います。実用可能なほどしっかりした物ではありますが、　大変古い物ですので実用される方はいないと思いますが、あくまで収集や資料館の展示、収蔵目的の方画像もご確認の上ご検討ください。★蓋裏表記注意一.使用の際は釜の空を炊かぬこと.二.使用後は熱気消毒をなし、釜の水気を去り磨き置くこと.★吸入器本体サイズ(約寸)高さ最大部32.5cm台座径14cm重量2kgほど★収納木箱サイズ(約寸)幅28.5cm高さ39.5cm奥行き21cm重量1.8kgほど資料的価値の高い物です。オブジェとしても◎大正ロマンに思いを馳せて♪