森村宜永（1905〜1988）は、愛知県に生まれ、東京美術学校で学び画家森村宣稲の娘婿となる。日本画院顧問であり、大和絵の第一人者として昭和を代表する日本画家です。松岡映丘に師事しその影響を受けた森村宜永の作品は繊細な筆使いで知られ、特に能を題材にした作品では衣装、装飾の雅やかな表現が見事です。　この雛の絵は自分のために購入しましたので、年に一度掛けて眺めました。たいへんに趣のあるお顔のお雛様です。掛け軸の長さ113センチ　　　　幅　35.5センチ本紙の長さ　26.3センチ　　　　幅　23.5センチ中まわしには市松模様に花柄の織柄が入っています。そして刺繍で雛まつりらしさを演出しています。一文字　風帯は　菱形文様。良い状態です。#大和絵#森村宣永#掛け軸#松岡映丘#雛まつり